パイオニアレッドウィングス滝沢ななえ選手のブログ閉鎖に思うこと

まずは「残念!」
面白かったんだけどなー。
推測ですが、割と軽い気持ちで始めたブログが思いの外注目を浴びるようになり、チームの状態もあいまって、本来の目的からズレていってしまったんでしょう。
いつかまた書いてくれることを祈って…


で、他に女子バレーボール選手のブログというと、武富士バンブーの公式サイトくらいしか思いつかないのですが、今回の黒鷲旗をもって「武富士バンブー」としての活動は終えてしまうわけで。
次の母体が見つかっているのかどうかわかりませんが、吉澤智恵選手のおうちのしんのすけも見納めになってしまうのかな。
近いことをやっているとすれば、デンソーエアリービーズの月代わりのポップアップ。
ああ大事な人を忘れかけていた。東レアローズ大山加奈選手。徐々に慣らしているようで、来期プレミアが楽しみです。


男子だと、ぱっと思い出せるところでサントリーサンバーズ越川優選手、豊田合成トレフェルサ北川祐介選手、パナソニックパンサーズ山本隆弘選手、大分三好ヴァイセアドラーの神田聖馬選手のブログがあります。変わったところで、東レアローズ小林敦コーチのブログとか。
越川優選手のブログは際どい発言も少なくありません。その分我々には貴重な情報源であったりもします。


スポーツ選手がブログを書くということに対しては意見の是非もあるかと思いますが、自分は肯定派ですね。
もちろんスポーツ選手は競技が本業なので、ブログ書く暇で練習しろと言えばそれまでですが。
特にマイナーなスポーツほどTV等の露出の機会が少ないので、そもそも選手の人柄を知るチャンスが少ないわけです。
人気商売でもありますから、簡単にできるブログはうってつけのツールだと思うのですが…


文章は苦手、という選手も少なくないのかなとも想像します。
公式に何かを書くとなると、ちょっとした言い回しで逆に人気に傷をつけてしまうリスクも発生します。
戦術的な事なんかは書きたくても書けないかもしれませんね。
それでもやっぱり、ファンは色々知りたいわけなんですよね。選手の競技に対する考え方とか、日常的なこととか。
ファンの維持・拡大にも影響すると思いますし、ひいてはバレーボール界全体の利益にもつながるのではないかと。
経営的に考えればマーケティング活動の一環ですよ。


それから、今回のNECブルーロケッツ廃部騒動(まだ結論が出ていませんが…)で改めて思ったのが、言葉の力の大きさです。
小林コーチのブログでも言及されていますし、この方は言葉というものを本当によく理解しているなと思います。バレーボール界の「中の人」にこういう方がいると心強いですよね。
言葉の力が、実に多くの人を動かしました。これは競技で結果を出すだけでは不可能だったと思います。


と、あれやこれや書きましたが、要は「選手のブログがもっと増えないかなー」という願望です。
選手が無理ならチーム単位でもいいと思うんですけどねえ。


ちなみに他の球技のことはよく知りません。(ぉぃ